清明祭(シーミー)とは


「清明」とは中国から伝わった「二十四節気」の一つで、新暦の4月5日頃の「清明入り」から、二週間の間に行われる祖先供養の行事です。
家族、親戚で先祖が眠るお墓へ行き、墓庭を掃除しお供え物を準備したら、お墓の前で全員で食事をするのが一般的に行われます。
本土の方が見れば、お墓の前で食事をすることに驚かれると思いますが、シーミーは沖縄ではお盆とお正月と並ぶ盛大な行事であり重要な行事でもあります。
土地の神様に墓が無事に何事もなかったことを感謝した後に、先祖の供養を行い、親戚一同が顔を合わせて仲良く団欒を過ごす様子は、先祖もそれを見て喜ぶのではないかと言われています。
●シーミーのお供え物-
・果物
・線香・・・ 十二本(二組)三本(人数分)
・お菓子・・・まんじゅうなどを奇数個
・重箱料理・・・二重(昆布巻き、エビと魚のてんぷら、三枚肉、ごぼう、かまぼこなど、縁起の良い食べ物を準備する)
・餅・・・二重の餅を奇数分 
ウチカビ
ビンシ―

●手順
はじめにご先祖の御願を主に行う人(仏壇を持っている家庭の主婦)が、墓の左の土地の神に線香十二本をささげ、ウチカビを燃やし土地の神に感謝を祈ります。
それからお墓に線香十二本をあげ、参加者が各自三本をあげます。その後、直系の子孫の代表(男)から順にウチカビを焼きます。燃やした後は親戚一同の食事会をして団欒をします。
家々によって異なりますが、通常2〜3時間ほどで終わりますが、中には久しぶりに会う親戚同士で夜まで食事をすることもあるそうです。