お供え物に関する知識を身につけよう


・沖縄線香(ヒラウコ―)とは
沖縄のスーパーは日本では珍しく線香が売られてあり、中国製、日本製の線香の中に沖縄製の線香も売られています。また、墓地近くのコンビニでも線香が購入できるそうです。
黒色で平たいことから「ヒラウコ―」「黒ウコ―」と呼ばれています。一枚をひと平(チュヒラ)と数えます。通常、一枚に六本の線香が集まっていて、割れやすいように一つずつ筋が入っています。
縦半分に割ったものは三本と数えます。

・線香の数とその意味
三本御香・・・線香を3本供える場合、天、地、海の三つへ捧げるものといいます。また、よその仏壇にお供えする場合も三本御香で祈ります。

十二本御香・・・十二は「十二支、十二か月、十二方位」の意味を持ちます。この十二本に三本を足した十五本がよく使われます。

十五本御香・・・一日と十五日、健康祈願、安全祈願によく使う本数で、お願いをする時の本数と言われています。

・線香を使う時の注意
基本的に線香の貸し借りはしてはいけないとされ、シーミーやお盆などで実家や親戚廻りをする時は、線香を持参した方が良いといわれています。もし、線香を持参しなかった場合は「気持ちの分」で、5〜10円を置いて、線香を買ったことにしてお供えした方が良いでしょう。
また、御獄、井戸、川を拝む時には線香に火をつけませんので注意してください。


・ウチカビとは
ウチカビは、あの世で使えるお金とされている銭型の押し印が印象的な黄土色の紙です。盆や法事、清明祭(シーミー)などで燃やして祖先供養をします。購入場所は沖縄のスーパーが一般的で、線香と一緒に販売していることが多く、年中行事前には必ずスーパーの店頭で並んでいます。
燃やすことで「あの世へ税金を納めた」という意味もあれば、「あの世で生活の足しになるように」とご先祖に餞別を渡す意味もあります。ウチカビを燃やす際にはまんべんなく燃やす方が良いと言われています。勢いよく燃えるので、大きなボールに入れてチリトリでつまんで燃やしましょう。
このウチカビを燃やしてご先祖にお金を渡すというような風習は、沖縄だけでなく台湾や香港でも行われています。